この記事では、「勤しむ」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「勤しむ」の正しい読み方は「いそしむ」と「きんしむ」どちら
一生懸命に物事をやることを「勤しむ」【いそしむ】といい、自分がいかに業務を真剣にやっているかを表す言葉になります。
精を出すことで今よりもいい結果を出そうと考える気持ちを後押しするわけです。
勤め励むことは美徳と考える人はよりいっそう仕事に「勤しむ」こともあります。
正しい読み方の結論
「勤しむ」を訓読みで「いそ(しむ)」と読み、精を出すや、つとめるといった意味合で使われています。
元々は「いそし」という言葉が語源となっているもので、万葉集では「いそしき」が出てくるように、勤勉である人のさまを表す言葉だったのです。
そして、時代とともに「いそしき」が「いそしむ」となり、現在では「勤しむ」として使われるようになりました。
そのため、「勤しむ」と書いて「きんしむ」という読み方はしません。
「勤しむ」の意味
自分がやるべきことに神経を集中させて、一生懸命に取り掛かることを「勤しむ」といいます。
心が熱心につとめることで質のいい仕事や作業にしようと思うわけです。
自分が出せる力や能力を注ぎ込み、励む姿は周囲のやる気を刺激するため社員の士気を上げることにもつながります。
また、学生は他のことに目もくれず、真面目に机に向かって勉学に「勤しむ」のです。
「勤しむ」の言葉の使い方や使われ方
・『有名大学に進学したいと思う息子は、教科書を広げて勉学に勤しむ』
・『上司に仕事のできを褒められた部下は、仕事に勤しむようになる』
・『スポーツに勤しむ母は体重も減り、前向きになった』
まとめ
自分が一生懸命に仕事をしたり、物を作り上げるとき、うまくこの言葉を使ってみればいかに自分が頑張っているかを表せる言葉となるでしょう。