この記事では、「包埋」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「包埋」の正しい読み方は「ほうまい」
「包埋」の正しい読み方は、「ほうまい」になります。
「包埋」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「包埋」の間違いやすい読み方として、「つつみまい・つつむまい・ほううめ・ほうり」などを考えることができます。
「包埋」という言葉に使われている「包」という漢字は、「つつみ・つつむ」という訓読みをすることもできるからです。
「包埋」の「埋」にも「うめる」という訓読みがあります。
また「埋」は見た目が「理」と似ていることから、「リ」と間違って読んでしまう恐れがあります。
「包埋」について説明
「包埋」(ほうまい)という言葉は、「光学顕微鏡でやわらかい標本を観察したい場合に、その標本の試料を固めること」を意味しています。
「包埋」というのは、「光学顕微鏡で試料を見やすくするために、パラフィン・合成樹脂などを用いてその試料を固める作業」のことを指しています。
「包埋」においてパラフィンなどで試料を固めた後には、ミクロトームというミクロな切断機器を使って試料を薄切りにしていきます。
「包埋」で固めて薄く切断することで、光学顕微鏡でもっとも観察しやすい試料の状態をつくることができるのです。
「包埋」において標本の試料を固めるための材料を「包埋剤」といいます。
「包埋剤」には、非親水性・非水溶性の「パラフィン・セロイジン・エポキシ樹脂」などが用いられます。
それだけではなくて、親水性・水溶性の「OCTコンパウンド・ゼラチン・カーボワックス」の包埋剤が用途に応じて「包埋」に使われています。
まとめ
この記事では、「包埋」の正しい読み方が「ほうまい」であることを示しました。
「包埋」の間違いやすい読み方や「包埋」の意味についても解説していますのでチェックしてみてください。
