「十干」の読み方と意味とは?「じっかん」と「じゅっせん」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「十干」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「十干」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「十干」の正しい読み方は「じっかん」と「じゅっせん」どちら

「十干」の正しい読み方は「じっかん」になります。

正しい読み方の結論

「十干」「干」「干(ほ)す」という漢字であり、漢数字の「千」ではありません。

したがって、「十干」「じっかん」と読みます。

「十干」の意味

古代中国の殷では日は10日ごとに循環すると考えられていました。

この10日に「甲(こう)」「乙(おつ)」「丙(へい)」「丁(てい)」「戊(ぼ)」「己(き)」「庚(こう)」「辛(しん)」「壬(じん)」「癸(き)」とそれぞれ名付けたのが「十干」の起源です。

周の時代になると、「十二支」と組み合わさって、「十干」+「十二支」=「干支(かんし/えと)」となり、年と日を表すために用いられるようになります。

やがて、漢の時代になると、「十干」「陰陽五行思想」と融合し、木=甲乙、火=丙丁、土=戊己、金=庚辛、水=壬癸と割り当てられました。

その後、「十干」は日本へと伝わり、学校の成績や分類記号、名称など様々なものに用いられるようになったのです。

「十干」の言葉の使い方や使われ方

・『甲子園球場の名称は、工事完了の年の干支が甲子だったことに因んで付けられた』
・『甲型、乙型、丙型という名称は十干に由来している』

まとめ

「十干」の正しい読み方は「じっかん」になります。

「十干」とは、「甲(こう)」「乙(おつ)」「丙(へい)」「丁(てい)」「戊(ぼ)」「己(き)」「庚(こう)」「辛(しん)」「壬(じん)」「癸(き)」の10要素のことです。

古代中国では年や日を表すために用いられ、日本に伝わってからは、学校の成績や名称などに用いられました。

読み方
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