「卵鞘」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「卵鞘」の読み方とは? 読み方

「卵鞘」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「卵鞘」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「卵鞘」の正しい読み方

「卵鞘」の正しい読み方は「らんしょう」です。

「卵」には「卵黄」【らんおう】「産卵」【さんらん】など「らん」という読み方があります。

「鞘」「鞘翅類」【しょうしるい】「髄鞘」【ずいしょう】など「しょう」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「らんしょう」「卵鞘」の正しい読み方です。

「卵鞘」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「卵鞘」のよくある間違った読み方として挙がるのが「たまごさや」「らんざや」です。

「卵」には「卵焼」【たまごやき】「生卵」【なまたまご】など「たまご」という読み方があり「鞘」「鞘当」【さやあて】「鞘組」【さやぐみ】など「さや」と読むほか「赤鞘」【あかざや】「逆鞘」【ぎゃくざや】など「ざや」とも読みます。

いずれも「卵鞘」には当てはまらない読み方です。

「卵鞘」について説明

「卵鞘」とは、「たくさんの卵が納められた殻のようなもの」を指す言葉です。

カマキリやゴキブリの卵に見られるもので、産み付けた卵をまとめて保護するように覆い包む外殻を指します。

一般的な卵はそれぞれ個別に殻を持ちますが「卵鞘」は柔らかくて弱い複数の卵をまとめて守る殻のような存在です。

産卵に合わせて形成されるもので形は一定ではありません。

「卵鞘」の言葉の由来

刀を納めておく鞘のように卵を納める様子に由来します。

まとめ

「卵鞘」はカマキリの卵が有名です。

日常的には使わない専門用語ですが正しい読み方を知っておきましょう。

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