翻訳や改作した作品に対して元々の著作を示す時に使う言葉には「原著」があります。
この記事では、「原著」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「原著」の正しい読み方は「げんちょ」と「はらしょ」どちら
「原著」の正しい読み方は「げんちょ」であり、「はらしょ」とは読みません。
この言葉に使われている「原」は音読みで「げん」と読み、訓読みは「はら」と読みます。
「著」は音読みで「ちょ」と読み、訓読みは「著しい」で「いちじるしい」、「著す」で「あらわす」と読みます。
正しい読み方の結論
「原著」の正しい読み方は「げんちょ」であり、「はらしょ」は間違いです。
「原著」の意味
「原著」は翻訳や改作をした作品や注釈を入れた文章の元となった著作を示す言葉です。
この言葉に使われている「著」は著作や著作権という言葉で使われるものであり、書き記したものを示す時に使います。
「原著」は色々な作品や文章に対して使う言葉ですが、学問分野における元となった論文や研究に対して使うことも可能です。
「原著」の類義語としては「原作」がありますが、こちらは文学や小説などの作品に対してよく使います。
研究分野では「原著論文」というものが存在しますが、こちらは一次文献としてオリジナルな研究や論文を示します。
「原著」の言葉の使い方や使われ方
・『原著を尊重して翻訳してほしいなと思います』
・『原著と比べるために、専門的な英語を学び始めました』
・『研究論文を書くために原著を探しています』
まとめ
「原著」は翻訳や改作、注釈を入れた作品や論文に対して、元々の著作を示す時に使います。
「原著」は学問や研究では一次文献として重要視されています。