この記事では、「厳か」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「厳か」の正しい読み方は「きびしか」と「おごそか」どちら
厳かの文字を見て思わず、きびしかと読んでしまう人がいたりするものです。
確かに厳の漢字には、きびしという読みが単体でも存在しています。
そのため後に続く平仮名の、かの文字と合体させて厳かを、きびしかと読む事は理解出来なくもないです。
所が実際は厳かを、きびしかと読むのは誤りで、おごそかと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
厳かは、おごそかと読むべき言葉です。
というのも厳の漢字は、きびしの他にもそのまま、おごそという読み方があるので、後ろに付いている平仮名のかを付け加える事で、厳かの文字は、おごそかと読む事が出来ます。
「厳か」の意味
厳かは、いかめしいやきびしい、おごそかといった意味を持っている厳の漢字に、平仮名のかを合体させる事によって誕生した言葉です。
以上の事から厳かは、威厳や重みがあって近寄り難い様といった意味を示します。
「厳か」の言葉の使い方や使われ方
・『非常に厳かな雰囲気の中で、告別式は行われたのです』
・『鳥居を潜って神社の境内に入った途端に、とても厳かなムードに変わった気がしました』
・『卒業式の厳かな雰囲気に飲まれ、私もついつい涙を流してしまったのです』
まとめ
厳の漢字は、きびしという読みがあるため、後ろのかの平仮名と合わせて厳かを、きびしかと読んでしまう人もいたりするものです。
ですが厳かを、きびしかと読むのは誤りで、おごそかと読むのが正しい読み方となっています。
更にそんな厳かは、重々しく威厳がある様や、礼儀正しくて近寄り難い様子といった意味を表現する際に、使用されるのです。