「叡王」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「叡王」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「叡王」の正しい読み方は「えいおう」
「叡王」の正しい読み方は「えいおう」です。
「叡」には「叡智」【えいち】「比叡山」【ひえいざん】など「えい」という読み方があります。
「王」は「王国」【おうこく】「帝王」【ていおう】など「おう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「えいおう」が「叡王」の正しい読み方です。
「叡王」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「叡王」のよくある間違った読み方として挙がるのが「えおう」「です。
「叡」には「叡南」【えなみ】「新比叡」【にいびえ】など主に名字で使われる「え」という読み方があります。
「叡王」は固有名詞なので「えいおう」以外に正しい読み方はなく、他の読み方は全て間違いです。
「叡王」について説明
「叡王」とは、「将棋の8大タイトルの一つ」です。
将棋界の最高峰に位置する8つのタイトルのうちの1つで、タイトル戦の中では最も新しいものです。
2015年までプロ棋士とコンピューターが対局する形で行われた電王戦を前身とし、新たな棋戦として2015年に始まりました。
開始から2期は一般戦でしたが3期目の2017年からは34年ぶりに創設された新しいタイトル戦に昇格します。
「叡王」の誕生により将棋のタイトル戦は史上初めて8つになりました。
「叡王」の言葉の由来
新たな棋戦を創設するにあたり一般公募で名称が決まりました。
命名者によると「叡智を競う将棋の頂点にふさわしい称号」に由来するとのことです。
まとめ
「叡王」は藤井8冠の誕生により広く知られるようになった言葉です。
タイトルとしては歴史が浅く知らない人も多いので正しい読み方を覚えておきましょう。