この記事では、「口伝」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「口伝」の正しい読み方は「くでん」と「こうでん」どちら
口伝の漢字を目にして、こうでんという読み方をしてしまう人がいるものです。
最初の口の漢字は、こうと読む事が可能であり、次の伝の漢字もでんと読むため、この2つの読み方を合わせて、こうでんと読む事は理解する事が出来ます。
所が口伝を、こうでんと読むのは誤りです。
口伝は正しくは、くでんと読むべき漢字となっています。
正しい読み方の結論
口伝は、くでんと読むのが正しい読み方です。
というのも口の漢字は、くちやこうに加え、くという読み方も可能となっています。
もう一方の伝も、シンプルにでんという読み方をするので、くとでんという読み方を組み合わせて、口伝は、くでんと読む事になるのです。
「口伝」の意味
口伝の漢字表記を見れば一目瞭然な事でしょうが、くちや人数といった意味を持っている口の漢字に、つたえるやいいつたえといった意味を所有する伝の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ口伝は、言葉で伝える事や、秘技や奥義を口で伝えて伝授するといった意味を示すのです。
「口伝」の言葉の使い方や使われ方
・『この技術は、長年師匠から弟子に口伝により受け継がれています』
・『多くの歴史家がこの地域の口伝に対して、疑問を持っている様です』
・『全て口伝によるもので、明確な証拠はありません』
まとめ
口はこう、という読み方が可能な事もあり、口伝を、こうでんと読んでしまう人もいます。
ですが残念ながら、口伝はこうでんとは読まず、くでんと読むべき言葉です。
そんな口伝は、言葉により伝えるや師が弟子に奥義等を口を使って教え授けるといった意味を表します。