「口火」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「口火」の読み方とは? 読み方

この記事では、「口火」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「口火」の正しい読み方

「口火」の正しい読み方は「くちび」です。

「くちび」は訓読みです。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「火」の訓読みは「ひ」ですが、「び」と読むのは連濁(れんだく)です。

連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くするために後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。

「口火」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「口火」「こうか」「ろひ」などと間違って読まれることがあります。

「口火」について説明

「口火」の意味は以下の通りです。

1つ目は「爆薬やガス器具などに点火する際に用いる火種」という意味です。

2つ目は「ものごとが起きるきっかけや原因」という意味です。

「口火」は名詞として「口火を点ける・点けた」「口火を切る」などと使われます。

類語に「火蓋(ひぶた)」があり、「火縄銃の火薬を盛る口をおおう蓋のこと」転じて「戦いなどを始めること」という意味です。

「口火」「ものごとが起きるきっかけ」「火蓋」「戦いが始まること」というたタイミングの違いがあります。

「口火」の言葉の由来

「口火」は漢字の意味から成り立つ語です。

「口」「人が喋ったり食べ物を食べるための身体の器官」「言葉を発すること」から転じて「出入り口」「ものごとのはじめ」という意味、「火」「燃えること」「点火すること」という意味、「口火」「はじめに点火すること」、転じて「ものごとの始めに生じること」になります。

「火縄銃の火蓋に点火するための火」「口火」と言ったことに由来しています。

まとめ

今回は「口火」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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