「口論」とはどのような行為のことで何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「口論」の正しい読み方と意味について解説します。
「口論」の正しい読み方は「こうろん」と「くちろん」どちら
「口論」という言葉の読み方として思い当たるのが「こうろん」と「くちろん」の2つです。
「こうろん」と「くちろん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「口論」の正しい読み方は「こうろん」です。
「口」には「口内」【こうない】「閉口」【へいこう】など「こう」という読み方と、「口火」【くちび】「後口」【あとくち】など「くち」という読み方があります。
「論」は「論戦」【ろんせん】「異論」【いろん】など「ろん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「こうろん」と「くちろん」のうち「口論」の正しい読み方は「こうろん」です。
「口論」の意味
「口論」とは、「言葉による言い争い」を意味する言葉です。
相手を非難したり罵ったりなど言葉を用いて行われる争いやいさかいを表します。
いわゆる「口げんか」と同じような意味ですが、口げんかが感情的になって相手を悪く言う子どもじみた争いを指すのに対し「口論」は意見の対立や主張のぶつかり合いなどもう少しまともな言い争いを表しています。
あくまでも言葉によるぶつかり合いなので手を出したら「口論」ではありません。
「口論」の言葉の使い方や使われ方
・『店の外で客同士が激しく口論している』
・『口論の末に暴力事件が起きてしまった』
・『いつまでも口論するものではない』
まとめ
「口論」は「こうろん」が正しい読み方で「くちろん」と読むのは間違いです。
トラブルのきっかけにもなりかねないのでできる限り避けるのが賢明な判断です。