「古木」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「古木」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「古木」の正しい読み方は「こぼく」「ふるき」
「古木」の正しい読み方は「こぼく」と「ふるき」の2つです。
「古」には「古代」【こだい】「中古」【ちゅうこ】など「こ」という読み方があるほか「古道具」【ふるどうぐ】「古本」【ふるほん】など「ふる」とも読みます。
「木」は「木刀」【ぼくとう】「貯木」【ちょぼく】など「ぼく」と読む以外に「木型」【きがた】「植木」【うえき】など「き」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「こぼく」「ふるき」が「古木」の正しい読み方です。
「古木」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「古木」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ふるもく」「ふるこ」です。
「木」には「木目」【もくめ】「木造」【もくぞう】など「もく」という読み方のほか「木立」【こだち】「木端」【こっぱ】など「こ」とも読みます。
どちらも漢字の読み方としては正しいのですが「古木」には当てはまりません。
「古木」について説明
「古木」とは、「年月を重ねた木」を表す言葉です。
生えてから時が経っている樹齢の長い木を指すほか、時間経過により古びた木材を表す言葉としても使われます。
一般的に「こぼく」は樹齢を重ねた樹木に対して対して用いる肯定的で敬意を含む表現なのに対し「ふるき」は経年劣化した木材や樹齢は長いが使い道がない樹木など古いだけで価値がない木を表す場合に使われる言い方です。
「古木」の言葉の由来
「古い木」に由来します。
まとめ
「古木」は同じ意味でも読み方によってニュアンスが変わります。
読み方の違いによる意味合いの変化を覚えておきましょう。