「号俸」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「号俸」の読み方とは? 読み方

「号俸」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「号俸」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「号俸」の正しい読み方は「ごうほう」

「号俸」の正しい読み方は「ごうほう」です。

「号」には「号令」【ごうれい】「信号」【しんごう】など「ごう」という読み方があります。

「俸」「俸禄」【ほうろく】「俸給」【ほうきゅう】など「ほう」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「ごうほう」「号俸」の正しい読み方です。

「号俸」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「号俸」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ごうぽう」です。

「俸」には「年俸」【ねんぽう】「減俸」【げんぽう】など「ぽう」という読み方もありますが「号俸」には使いません。

「号俸」について説明

「号俸」とは、「公務員に適用される賃金の基準」を意味する言葉です。

公務員の給与は勤続年数や職務成果、経験や職能などをあらかじめ定められている基準に当てはめて算出します。

公務員の給与を決める賃金基準が「号俸」です。

公務員の給与は「号俸」「級」で決まります。

級は役職によって変動し出世するほど上がります。

公務員の賃金表では縦軸が「級」で横軸が「号俸」になっており役職に応じた縦軸と年齢や勤続年数に応じた「号俸」で給与が決まる仕組みです。

本来は民間の給与表でも用いられる言葉ですが複民間できちんとした賃金表を作成しているところは少なく、実質的には公務員の給与基準を指す意味でのみ使われています。

「号俸」の言葉の由来

「号」は順番の何番目であるかを意味し「俸」は働いてもらえるお金、つまり給与を意味します。

「賃金表の何番目かで決まる給与」「号俸」の由来です。

まとめ

「号俸」は公務員の間では広く知られていますが一般的にはなじみが薄い言葉です。

読み間違えやすいので正しい読み方を覚えておきましょう。

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