この記事では、「合点」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「合点」の正しい読み方は「ごうてん」と「がってん」どちら
「合点」の熟語で使われている漢字は、いずれもそれほど難しくはありませんが、最初に漢字の個別の読みを確認しておきます。
「合」の漢字の音読みは「ゴウ・ガッ・カッ」で、訓読みは「あ(う)」です。
一方の「点」の漢字の音読みは「テン」で訓読みは「つ(ける)・た(てる)」です。
これから、音読み+音読みで漢字を繋いで読めば、「ごうてん」とも「がってん」とも読めると言え、いずれが正しかは判断できません。
また、「ごうてん」との読みの言葉は聞いたことがなく、一方の「がってん」は時代劇などで使われていることは聞いたことがあるものの、その漢字が「合点」なのか分からず、首を傾げられる方が多いのではないでしょうか。
さて、いずれの読みが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、正しい読み方は「がってん」で、「ごうてん」と読むのは間違いです。
また「合点」は「がてん」と読まれることもありますが、これは「がってん」が音変化したものです。
「合点」の意味
「合点」とは、「承知することや、同意すること」及び「理解することや、納得すること」を意味する言葉で、先に挙げた時代劇で使われている「がってん」のことなのです。
「合点」の言葉の使い方や使われ方
・『彼の言い分には、到底合点がいかない』
・『時代劇では、威勢の良い町衆が、おっと合点との表現を使っているシーンをよく見かけます』
まとめ
「合点」の正しい読み方は、「がってん」で、「ごうてん」と読むのは間違いです。
また、この合点」とは、「承知することや、同意すること」及び「理解することや、納得すること」を意味する言葉です。