何かを照らし合わせて調べる時などに「合致」という言葉が使われますが、どのような意味があり何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「合致」の正しい読み方と意味について解説します。
「合致」の正しい読み方は「がっち」と「ごうち」どちら
「合致」という言葉の読み方は「がっち」と「ごうち」のどちらかだと考えられます。
「がっち」と「ごうち」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「合致」の正しい読み方は「がっち」です。
「合」には「合体」【がったい】「合併」【がっぺい】など「がっ」という読み方と、「合同」【ごうどう】「適合」【てきごう】など「ごう」という読み方があります。
「致」は「招致」【しょうち】「一致」【一致】など「ち」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「がっち」が「合致」の正しい読み方です。
「合致」の意味
「合致」とは、「ぴったりと合うこと」を意味する言葉です。
ズレやブレがなくぴったりと一致するさまを表す言葉で、一般的にはもともと対になるよう作られていたのかと思われるくらい収まりがいい合い方を表します。
物理的な形状が一致する意味の他にも目的と手段、仮説と事実など論理的に無理や矛盾がなく合理的な説明ができる形で成立する様子を表す言葉としても使われる表現です。
基本的には2つのものが合うさまを表しますが、場合によっては2つ以上のものが合う場合にも使われます。
「合致」の言葉の使い方や使われ方
・『現場に残されていた足跡と合致した』
・『目的が合致したので手を組むことにした』
・『2人の見解が合致する』
まとめ
「合致」の読み方は「がっち」が正しく「ごうち」ではありません。
いろいろな場面で使う言葉なので読み方と意味を知っておきましょう。