この記事では、「吟味」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「吟味」の正しい読み方は「ぎんみ」と「こんみ」どちら
「吟味」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、確認します。
「吟」の漢字の音読みは「ギン」で、訓読みは「うた(う)・うめ(く)」です。
また、「味」の漢字の音読みは「ミ」で、訓読みは「あじ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ぎんみ」と読めることが分かります。
しかし「吟」の漢字に「こん」との読みがないことから、「こんみ」と読むのは、無理だと思われます。
さて、「吟味」の正しい読み方は「ぎんみ」と「こんみ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「吟味」の正しい読み方は「ぎんみ」で、「こんみ」と読むのは明らかな間違いです。
これは、先に個別の漢字の読みから推察した通りの結論と言えます。
「こんみ」と読み間違えをするケースとしては、「吟」の漢字に音読みが「こん」の「今」の漢字が使われていることから、「吟」の漢字も「こん」と読めると勘違いされたことによる場合が考えられます。
「吟味」の意味
「吟味」とは、「物事を念入りに調べること、また念入りに調べて選ぶこと」を意味する言葉です。
「吟味」の言葉の使い方や使われ方
・『料理人は、食材を吟味することが、美味しい料理を作る第一歩だと考えています』
・『多くの意見を頂きましたが、これらを吟味して今後の方針にも反映させたと思っています』
まとめ
「吟味」の正しい読み方は「ぎんみ」で、「こんみ」と読むのは明らかな間違いです。
また、この「吟味」とは、「物事を念入りに調べること、また念入りに調べて選ぶこと」を意味する言葉です。