この記事では、「吠える」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「吠える」の正しい読み方は「ほえる」と「くわえる」どちら
普段使う機会が少ない漢字は、どのように読むのか迷ってしまいます。
では「吠える」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「ほえる」です。
「吠」は音読みでは「ハイ」「バイ」、訓読みでは「ほえる」です。
部首は口で、その横に犬という漢字がついています。
犬が口でほえることを表している漢字です。
漢字検定の準一級で出てくる漢字で、小学校のうちには習いません。
「吠える」の意味
「吠える」には4つの意味があります。
1つめは4足で歩く動物などが大声で鳴くことです。
犬や虎などが大きな声で鳴くことをいいます。
犬はクーンということがありますが、これは声が小さいので「吠える」とはいいません。
2つめは風や波などが荒れて大きな音をたてることです。
台風のときのような荒れた天気のときに、風がゴーゴーと音をたてることがあります。
このときのようなようすを意味します。
3つめは大声で話す、わめくです。
1つめの意味は獣が大きな声で鳴くことで、3つめの意味は人間が大きな声を出すことで、意味が違います。
大きな声で抗議をする人の様子がこれにあてはまります。
4つめは、集中して物事にあたるためなどのために大声を出すです。
卓球選手が球を打つ前に、気合いを入れるために声を出していることがあります。
あのような大きな声を出すことを意味します。
「吠える」の言葉の使い方や使われ方
・『犬が吠える』
・『何度も吠える』
まとめ
この言葉は「吠える」と読みます。
いくつも意味がありますが、どれにも大きな音を出すという意味が共通しています。