この記事では、「吾妻」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「吾妻」の正しい読み方は「あずま」
吾妻の漢字表記は、あずまと読むのが正解です。
もっとも吾妻という漢字の構成を見ても、どうしてこの漢字の構成で、あずまと読めるのか理解出来ないという人が少なくありません、というのもこれは、日本語の熟字訓と呼ばれる読み方で、2文字以上の漢字を表す熟字に対して、訓読みがあてられたという特別な読み方によるものだからです。
なので吾妻は、そんな熟字訓により、あずまという読みをするのだと覚えておく必要があります。
「吾妻」の間違った読み方や間違いやすい読み方
吾の漢字は、音読みでごと読む事が出来るし、後ろの妻は、後妻とか良妻、夫妻といった言葉の通り、音読みでさいと読まれる漢字です。
そのため吾の漢字の音読みであるごと、妻の漢字の音読みであるさいを、単純に組み合わせて吾妻の言葉を、ごさいと読んでしまう人もいたりします。
所が吾妻の漢字に対し、音読み同士を組み合わせるこの読み方は誤りなので、この様な読み方はすべきではありません。
「吾妻」について説明
吾妻は、私の妻や都から見て東の方を意味する言葉となっているのです。
まとめ
吾は音読みでごと読めるし、妻は音読みでさいと読む事が出来ます。
故に吾妻の漢字表記を目にした人の中には、2つの漢字の音読みを合体させて、ごさいと読む人も存在するのです。
ですが吾妻の漢字に関しては、音読み同士を繋ぎ合わせるこの読み方は間違いとなっています。
吾妻は熟字訓により、あずまと読むのが正しい読み方となっているのです。
そんな吾妻は、我が妻とか都から見て東の方を指す言葉として利用されています。