この記事では、「咥える」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「咥える」の正しい読み方
「咥える」の正しい読み方は「くわえる」です。
「くわえる」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「咥える」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「咥える」は「ほえる」「こらえる」などと間違って読まれることがあります。
「咥える」について説明
「咥える」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「口に軽く挟んでそのまま支える」という意味です。
2つ目は「人を引き連れる」という意味ですが、通常こちらの意味で使われることはほとんどありません。
「咥える」は動詞として「咥える・咥えた」「指を咥えて見る」などと使われます。
「咥える」と同じ読みかたをする語に「加える」があり、こちらは「今まであるものに、さらに他のものを上に付け足す」という意味です。
「咥える」とは全く意味が違います。
また、「銜える・啣える」と表記することもありますが、多くの場合「咥える」が使われています。
「咥える」の言葉の由来
「咥える」は漢字の意味から成り立つ語です。
「咥」という漢字は、「口がふさがっている様子」の象形で、ここから「がぶりとかみつく」「ものを歯でかんでささえる」という意味になりました。
また、口がふさがることから「笑う」という意味でも使われています。
まとめ
今回は「咥える」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。