この記事では、「営む」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「営む」の正しい読み方
「営む」の正しい読み方は「いとなむ」です。
「いとな・む」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「営む」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「営む」は「えいむ」「たしなむ」などと間違って読まれることがあります。
「営む」について説明
「営む」の意味は以下の通りです。
「するべきことを、怠らずに励んでする」という意味です。
2つ目は「生活のためにある事業を経営する」という意味です。
3つ目は「神事・仏事を行う」という意味です。
4つ目は「準備する」という意味です。
「営む」は動詞として「営む・営んだ」と使われたり、名詞として「自然の営み」などと使われます。
似た意味の言葉に「経営(けいえい)」があり、「営利目的で事業を管理・遂行することや、そのための組織」という意味す。
「営み」はより口語的で、「ある事業と仕事として行っている」というやや軽い意味で使われます。
「営む」の言葉の由来
「営む」の「営」という漢字は、「陣中のかがり火」と「部屋の多い家屋」の象形で、「周囲にかがり火をめぐらせた大きな屋敷」から、「仕事をする」という意味で使われる様になりました。
「いとなむ」という読み方は、古語の詞「いとなし(暇無し)」が語源で、「暇がない」「忙しい」という意味、動詞化した「いとなむ」は元々「忙しく事を行う」「励んで努める」という意味でした。
まとめ
今回は「営む」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。