この記事では、「営林」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「営林」の正しい読み方は「えいりん」と「えいはやし」どちら
「営林」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の読み方を確認します。
「営」の漢字の音読みは「エイ」で、訓読みは「いとな(む)」です。
また、「林」の漢字の音読みは「リン」で、訓読みは「はやし」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば、「えいりん」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば「えいはやし」と読める可能性があることも分かります。
しかし、残念ながらここからは、いずれの読み方が正しいかを判断することは出来ません。
さて、 「営林」の正しい読み方は「えいりん」と「えいはやし」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「営林」の正しい読み方は「えいりん」で、「えいはやし」と読むのは間違いです。
この熟語においては、少し特殊な重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいことになります。
「林」を含む熟語は、「りん」と読ませるものが大多数です。
訓読みの「はやし」またはそれが音変化した「ばやし」と読ませるものとしては、「松林(まつばやし)」や「竹林(たけばやし)」等がありますが、これらは訓読みを重ねた読み方です。
「営林」の意味
「営林」とは、「森林の保護や育成や伐採などを計画的に行うこと」を意味する言葉です。
「営林」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は営林所に勤務し、日々山林の整備に励んでいます』
・『最近では、しっかりと営林されることなく、放置されている山林が増えている』
まとめ
「営林」の正しい読み方は「えいりん」で、「えいはやし」と読むのは間違いです。
また、この「営林」とは、「森林の保護や育成や伐採などを計画的に行うこと」を意味する言葉です。