この記事では、「回復」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「回復」の正しい読み方は「かいふく」と「かいぷく」どちら
「回復」の正しい読み方を確認するために、この熟語で使われている二つの漢字の読みを、最初に確認します。
「回」の音読みは「カイ・エ」で、訓読みは「まわ(る)」です。
また、「復」音読みは「フク」で、訓読みは「はら」です。
従って、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば「かいふく」と読めることが分かります。
また、この「かいふく」が発音を容易にするための音変化の「半濁音化」により、「ふく」が「ぷく」に変化すれば、「かいぷく」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、残念ながらこの分析から判断することは出来ません。
さて、「回復」の正しい読み方は「かいふく」と「かいぷく」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「回復」の正しい読み方は「かいふく」で、「かいぷく」と読むのは間違いです。
ここでは、「半濁音化」することなく、もとの音読みを重ねた読み方が正しいと言うことです。
ちなみに、「かいふく」と「かいぷく」を声を出して読めば、「かいぷく」よりも「かいふく」の方が読みやすく、「半濁音化」する意味がないことが理解できるでしょう。
「回復」の意味
「回復」とは、「悪い状態になったものが、もとの状態に戻ること」を意味する言葉です。
「回復」の言葉の使い方や使われ方
・『体調を崩していた彼女ですが、ようやく体調が回復したそうで一安心です』
・『信号機の故障で大幅に乱れていた鉄道のダイヤが、ようやく回復しました』
まとめ
「回復」の正しい読み方は「かいふく」で、「かいぷく」と読むのは間違いです。
また、この「回復」とは、「悪い状態になったものが、もとの状態に戻ること」を意味する言葉です。