この記事では、「回覧」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「回覧」の正しい読み方は「かいらん」と「かいえつ」どちら
「回覧」は「かいらん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「回」の音読みは「かい・え」、訓読みは「まわ(る)・まわ(す)・めぐ(らす)」、「覧」の音読みは「らん」、訓読みは「みる」で、「かいえつ」という読み方はしません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「回覧」の正しい読み方は「かいらん」です。
「かいえつ」とは読みません。
「回覧」の意味
「回覧」の意味は、「図書・文書などを、人から人へ順番に回して読むこと」「あちこち見て移動すること」です。
「回」は「ぐるりと回る」「順に送る」という意味、「覧」は「全体を視野に収めて眺める」という意味、「回覧」で「順に送って全員が見る様にすること」です。
現在ではインターネットが発達して、メールやLINEで各個人あてに文書が送れる様になりましたが、少し前まで、職場やご近所で、情報やお知らせなどは一つの文書で順に送って読む習慣がありました。
「回覧板(かいらんばん)」は文書を固定した板のことで、現在でも「お知らせ」の意味で使われています。
「回覧」の言葉の使い方や使われ方
「回覧」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『懇親会の出欠確認を回覧する』
・『社内販売のカタログを回覧する』
・『回覧板で掃除当番表を送る』
まとめ
今回は「回覧」の読み方について紹介しました。
「回覧」の正しい読み方は「かいらん」で、「かいえつ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。