「回路図」という言葉は設計や開発に関する話題で使われますが、具体的にどのような図面のことで何と読むのでしょうか。
今回は、「回路図」の正しい読み方と意味について解説します。
「回路図」の正しい読み方は「かいろず」と「かいじず」どちら
「回路図」という言葉の読み方として考えられるのは「かいろず」と「かいじず」のどちらかです。
「かいろず」と「かいじず」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「回路図」の正しい読み方は「かいろず」です。
「回」は「回転」【かいてん】「初回」【しょかい】など「かい」と読みます。
「路」は「路面」【ろめん】「通路」【つうろ】など「ろ」と読むほか、「大路」【おおじ】「旅路」【たびじ】など「じ」とも読みます。
「図」の読み方は「図工」【ずこう】「製図」【せいず】など「ず」です。
漢字の読み方を組み合わせると「かいろず」と「かいじず」になりますが「回路図」の正しい読み方は「回路図」です。
「回路図」の意味
「回路図」とは、「電源や負荷などの回路素子の配置や関係を表した図面」を意味する言葉です。
複数の部品をエネルギーが循環し動作する仕組みのことを「回路」といいます。
回路は部品の組み合わせによって構成されますが、部品の配置やつなぎ方など回路全体の構成を記した図面を「回路図」といいます。
一般的には電気回路や電子回路の図面を指しますが、油圧回路や磁気回路などの図面も「回路図」です。
「回路図」の言葉の使い方や使われ方
・『回路図を作成する』
・『回路図に従って部品を組み立てる』
・『新しく設計した回路図が盗まれた』
まとめ
「回路図」の読み方は「かいろず」が正しく「かいじず」は間違った読み方です。
設計や開発の分野ではよく使う言葉なので覚えておきましょう。