この記事では、「土塊」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「土塊」の正しい読み方は「つちくれ」と「どかい」どちら
「土塊」という言葉を構成している漢字の意味を見ていきますと、「土」は音読みで「ド」や「ト」と読み、訓読みでは「つち」と読みます。
続いて「塊」は、音読みで「カイ」と読み、訓読みで「かたまり」と読みます。
これらの読み方から「土塊」の読み方は、「つちくれ」と「どかい」どちらも正しい読み方ですが、通常は「つちくれ」と読む場合がほとんどです。
「塊」という漢字の読みに「くれ」は含まれていませんが、これは日本語の読み方の一つ「熟字訓」によるもので、一つの漢字ではなく二つ以上の漢字で構成されている熟字に訓読みを当てた読み方で、「塊」を単独で読んだ場合には「くれ」とは読まない事に注意しましょう。
正しい読み方の結論
「土塊」は、「つちくれ」と「どかい」どちらでも正しい読み方で、一般的に「つちくれ」と読まれます。
ただし、「塊」という漢字は単独では「くれ」と読みませんので注意が必要です。
「土塊」の意味
「土塊」という言葉を構成している漢字の意味をみていくと、「土」は「岩石が分解して粉末になった土壌のこと」という意味を持ち、「土管」や「土器」、「土砂」「土木」などの言葉にも使われている漢字です。
続いて「塊」は、「固まること」や「固まったもの」という意味があり、「団塊」や「肉塊」、「山塊」などの言葉でも使われています。
この二つの漢字の意味から「土塊」とは、「土のかたまりのこと」または「土のこと」を意味しています。
「つちくれ」と読んだ場合と「どかい」と読んだ場合でも同様の意味となっています。
「土塊」の言葉の使い方や使われ方
・『土塊の中から発見した宝石』
・『クワで土塊を砕く』
・『大雨が降って砂利や土塊が崩れる』
まとめ
「土塊」の正しい読み方は、「つちくれ」と「どかい」です。
どちらの読み方でも問題ありませんが、通常は「つちくれ」と読みます。
言葉の意味や読み方を正しく覚えて、適切に使用できるようにしましょう。