この記事では、「地頭力」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「地頭力」の正しい読み方
「地頭力」の正しい読み方は「じあたまりょく」です。
「じ・あたま」は音訓読みです。
音読みと訓読みが組み合わさった読み方で、「重箱読み」とも言います。
「じゅう」は音読み、「ばこ」は訓読みであるからです。
「りょく」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「地頭力」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「地頭力」は「じとうりょく」「ちとうりき」などと間違って読まれることがあります。
「地頭力」について説明
「地頭力」とは、「思考力・推察力などに優れ、勉学として教わっていないことでも自分なりに考えて問題を解決できる能力のこと」という意味です。
試験の成績が良い人ではなく、頭の中で情報を処理する力が高い人のことを表します。
「地頭力」は名詞として「地頭力が高い・低い」「地頭力がある・ない」などと使われます。
口語的・俗語的な言葉ですので、あらたまった場所で使うのは適していません。
人の能力を判断する言葉ですので、使う際には注意しましょう。
「地頭力」の言葉の由来
「地頭力」は漢字の意味から成り立つ語です。
「地」は「大地」から転じて「加工する前の土台をなすもの」「本性」という意味、「頭」は「あたま」「頭脳」という意味、「力」は「ちから」とも読み「肉体的、精神的なちから」という意味、「地頭力」で「本質的な頭脳を働かせる能力」になります。
まとめ
今回は「地頭力」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。
