この記事では、「垂線」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「垂線」の正しい読み方は「すいせん」と「しでせん」どちら
「垂線」の「垂」は、音読みで「スイ」、訓読みで「た(らす)」、「た(れる)」、「しだ(れる)」、「しで」などと読みます。
また「線」は、音読みで「セン」、訓読みで「いと」、「すじ」となります。
「垂」と「線」を音読みにすると、「すいせん」と読むことができます。
一方、「垂」を訓読み、「線」を音読みにすると、「しでせん」になりますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「垂線」の正しい読み方は「すいせん」です。
「垂」は「しで」とも読めますが、「垂線」の場合は「すい」と読みます。
「垂線」は「しでせん」ではなく、「すいせん」と読むようにしましょう。
「垂線」の意味
「垂線」とは、一つの直線や平面と垂直に交わる直線のことを言います。
「垂線」の「垂」は、「たらす」、「たれる」、「たれ下がる」などを意味しています。
また「線」は、「いと」、「すじ」、「境界線」などを表しています。
そのため、「垂線」は漢字の意味から見ると、「糸を垂らす」、「糸が垂れ下がる」と言うような意味合いになります。
「垂線」の言葉の使い方や使われ方
・『「タレスの定理」を利用して垂線を求める』
・『授業で平行線や垂線を作図する課題が出ました』
・『頂点から底辺に下ろした垂線の長さを求める』
まとめ
「垂線」と関連した語としては、「垂直線(すいちょくせん)」、「鉛直線(えんちょくえん)」、「垂直」、「垂直性」、あるいは「垂線の足」などが挙げられます。
「垂線」は「しでせん」ではなく、「すいせん」と読むことを覚えておくと良いでしょう。