この記事では、「垢」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「垢」の正しい読み方は「こう」や「あか」
「垢」は音読みで「こう」と「く」、訓読みで「あか」「よご(れる)」「けが(れる)」「はじ」と読むのが正しい漢字です。
漢字の「垢」には「あか」「汚れ」「けがれる」「恥」といった意味が含まれています。
「垢」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「垢」の間違いやすい読み方は「あ(う)」といえます。
「垢」と形がよく似た漢字である「逅」が上記のように読むことから誤読してしまう可能性があります。
また、音読みにおいて「逅」は「垢」と同じく「こう」と読むため、両者を取り違えないよう注意しましょう。
「垢」を使った熟語
次に、「垢」を用いた熟語を紹介します。
「手垢」
「手垢」は「てあか」と読む熟語で、「手の表面にこびりついたり蓄積したりした汚れ」もしくは「手で触った際に物についた汚れ」を意味します。
「鏡に手垢がつく」や「手垢がついたドアノブ」のように使われます。
「水垢」
「みずあか」と読む「水垢」は、「水に溶けていた物質が分離して凝固したもので、水に浮かんだり他の物にこびりついたりする」という意味があります。
「バスタブについた水垢を取る」や「バケツにこびりついた水垢」などのように使用します。
「歯垢」
「歯垢」は「しこう」と読む言葉で、「歯の表面についた食べかすや細菌など」を意味し、「プラーク」と呼ばれることもあります。
「歯垢を除去する」や「奥歯に歯垢がつく」のように用いられます。
まとめ
「垢」の正しい読み方は「こう」「く」「あか」「よご(れる)」「けが(れる)」「はじ」になります。
形が類似する「逅」と混同して読まないよう注意が必要です。
「垢」が使われた熟語にも目を通しておきましょう。
ぜひ漢字の読み方を理解する参考にしてください。