「塔」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「塔」の読み方とは? 読み方

この記事では、「塔」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「塔」の正しい読み方は「トウ」

「塔」「トウ」と読むのが正しい漢字で、漢字「塔」の音読みに該当する読み方になります。

なお、「塔」に訓読みはないようです。

「塔」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「塔」の間違いやすい読み方は「の(る)」「の(せる)」といえます。

上記は「塔」と形状がよく似た「搭」の訓読みにあたる読み方ですが、「塔」は訓読みが存在しない漢字とされています。

「搭」の場合、音読みでは「塔」と同じく「トウ」と読むため双方を混同しないよう注意が必要です。

「塔」を使った熟語

次に、「塔」を使用した熟語を紹介します。

「尖塔」

「尖塔」という熟語は「セントウ」と読み、「屋根部分の先端が尖った形状の塔や建物」のことを指します。

ゴシック様式やロマネスク様式における聖堂建築に多く取り入れられています。

「石塔」

「セキトウ」と読む「石塔」は、「石で作られた仏塔」を意味します。

「仏舎利を安置するために建てられた供養塔」という意味も持ちますが、次第に「高僧などのお墓」としても建てられるようになったようです。

上記のほかに、「墓石」「石の墓標」という意味で使用されることもあります。

「塔状雲」

「塔状雲」「トウジョウウン」と読む言葉で、「雲の上部分が塔のように高く発達した雲」のことを示します。

高積雲や積雲、巻積雲などに現れることが多く、大気が不安定で積雲対流が発達することで起こると考えられています。

まとめ

「塔」の正しい読み方は「トウ」です。

形がよく似た「搭」と混同して読まないよう注意しましょう。

「塔」には訓読みがない点や、「塔」が使われた熟語についてチェックしておくとより理解が深まります。

ぜひ漢字の読み方を学習する参考にしてください。

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