「塞ぐ」の読み方と意味とは?「ふさぐ」と「せんぐ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「塞ぐ」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「塞ぐ」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「塞ぐ」の正しい読み方は「ふさぐ」と「せんぐ」どちら

「塞ぐ」「ふさぐ」と読む人と「せんぐ」と読む人がいます。

どちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「塞ぐ」の正しい読み方は「ふさぐ」です。

「せんぐ」という読み方は間違いとなります。

「塞ぐ」の意味

「塞ぐ」には「すき間や穴を埋める」「おおって閉じる」「あるものの動きをさまたげる」「憂うつな気分になる」という意味があります。

漢字の「塞」「サイ」「ソク」と読み、「とざす」「空いている所を満たす」などの意味を持ちます。

また「とりで」と読む場合は「自分の城とは別の場所に築いた小さな領地」という意味を示します。

「塞」を使った熟語には、封じて動けないようにする「閉塞」(へいそく)や詰まって通じなくなる「梗塞」(こうそく)、領地を守るために築く軍事的な施設の「要塞」(ようさい)などがあります。

これらの熟語を見ると、漢字の「塞」「空いている所を占める」「覆ってふたをする」といったニュアンスを持つことが分かるでしょう。

一般に「塞ぐ」は、物や空間が物理的に満たされたり、通れないように邪魔されたりする様子を表しますが「気分が塞ぐ」という使い方をするように、気持ちが重く沈むような感情を表すときにも使われています。

「塞ぐ」「おおって閉じる」という意味を持つところから、人によってはふたを意味する「栓」(せん)を連想するかもしれません。

ただし「塞ぐ」の読み方に「せんぐ」は存在していないので「せんぐ」と読むのは大きな間違いになってしまいます。

「塞ぐ」の言葉の使い方や使われ方

・『壁に空いた穴を塞ぐ』
・『落石が道路を塞いでいて通行できない』
・『大きな雷鳴に驚き、思わず両手で耳を塞いだ』
・『気持ちが塞いで、外へ出かける気になれない』

まとめ

「塞ぐ」の正しい読み方は「ふさぐ」です。

「塞ぐ」は日常でよく使われる言葉なので、間違って「せんぐ」と読まないように気を付けましょう。

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