「塵芥」はどのような読み方が正しく何を意味する言葉なのでしょうか。
今回は、「塵芥」の正しい読み方と意味について解説します。
「塵芥」の正しい読み方は「じんかい」と「ちりあくた」どちら
「塵芥」という言葉の読み方として候補になるのが「じんかい」と「ちりあくた」の2つです。
「じんかい」と「ちりあくた」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「塵芥」の正しい読み方は「じんかい」と「ちりあくた」の両方です。
「塵」には「微塵」【みじん】「粉塵」【ふんじん】など「じん」という読み方のほか、「塵」【ちり】という読み方があります。
「芥」は「雑芥」【ざっかい】「拾芥」【しゅうかい】など「かい」と読むほか、一字で「芥」【あくた】と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「じんかい」と「ちりあくた」はどちらも「塵芥」の正しい読み方です。
「塵芥」の意味
「塵芥」とは、「ちりとごみ」を指す言葉です。
「塵」は空気中に漂うほど細かいくずを指し、「芥」は不要なゴミを意味します。
ちりやごみなどいらないものを表す言葉が「塵芥」です。
埃や廃棄物などの汚れ物を指す意味のほか、役に立たず捨てるしかないところから転じて「価値がない」という意味でも用いられています。
無能な人や無価値なものに対して価値がないと見下す時に使う侮蔑的な意味合いを含む表現です。
「塵芥」の言葉の使い方や使われ方
・『塵芥をまとめて捨てる』
・『そこは空っぽで塵芥しかなかった』
・『塵芥のような扱いを受ける』
まとめ
「塵芥」は「じんかい」と「ちりあくた」のどちらも正しい読み方です。
改まった場面でも使える丁寧な表現なので読み方と意味をあわせて覚えておきましょう。