「墨」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「墨」の読み方とは? 読み方

この記事では、「墨」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「墨」の正しい読み方は「すみ」と「ボク」

「墨は」訓読みでは「すみ」と、音読みでは「ボク」と読みます。

また「モク」と読むこともあります。

「墨」の間違った読み方や間違いやすい読み方

漢字の「墨」は、「黒」「土」で構成されています。

そのため、「墨」の読み方が分からなければ「黒」と同じ読み方をして「くろ」「コク」と読んでしまう可能性があります。

「墨」と形が似ている漢字「塁(ルイ)」との間違いにも注意が必要です。

「墨」を使った熟語

「墨」は、すす、にかわを主原料にして作られている黒い色材です。

毛筆につけて墨書や水墨画をかく時に使います。

漢字の「墨」は色材の墨を意味するほか、字や絵をかくために使う色材を表します。

その「墨」を使った熟語には「墨汁」「白墨」「墨魚」などがあります。

「墨汁」

「墨汁(ぼくじゅう)」とは、液状になった「墨」のことです。

固形の墨をすずりですりながら水を加えると水に「墨」が溶けて「墨汁」ができます。

「白墨」

「白墨(はくぼく)」とは、黒板に字を書く時に使うチョークのことです。

石膏などの粉末を固めて作るチョークは白い色材なので「白い色材」という意味で「白墨」と呼ばれていますが、白以外のチョークも「白墨」といいます。

「墨魚」

「墨魚(ぼくぎょ)」はイカの別称です。

イカは黒いスミを吐くので「墨を吐く海の生物」という意味で「墨魚」とも呼ばれるようになりました。

イカは漢字で烏賊と表記することが一般的で、「墨魚」と呼ぶことは多くありません。

まとめ

「墨」「すみ」「ボク」と読みます。

「黒」「塁」と同じ読み方をしないように気を付けましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました