「墨池」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「墨池」の読み方とは? 読み方

「墨池」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「墨池」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「墨池」の正しい読み方は「ぼくち」

「墨池」の正しい読み方は「ぼくち」です。

「墨」には「墨筆」【ぼくひつ】「白墨」【はくぼく】など「ぼく」という読み方があります。

「池」「池塘」【ちとう】「電池」【でんち】など「ち」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「ぼくち」「墨池」の正しい読み方です。

「墨池」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「墨池」のよくある間違った読み方として挙がるのが「すみち」「ぼくいけ」です。

「墨」には「墨染」【すみぞめ】「墨絵」【すみえ】など「すみ」という読み方があり「池」「池尻」【いけじり】「溜池」【ためいけ】など「いけ」とも読みます。

どちらも「墨池」には当てはまらない読み方です。

「墨池」について説明

「墨池」とは、「液体の墨をためておく容器」のことです。

筆に墨をつけて書く書道用具の一つで墨をすった墨液やあらかじめ液体の状態で販売されている墨汁など液体の墨を筆につけるためにためておく容器を指します。

書道の墨に使う道具といえば墨をするのに用いる「硯」【すずり】が知られています。

「墨池」は液体を貯めておくだけの用具で硯のように墨をすることはできません。

硯の液体をためておく場所は「海」【うみ】といい「墨池」とは別物です。

「墨池」の言葉の由来

「池のように墨をためておく」に由来します。

まとめ

「墨池」は硯と違い学校の書道の授業でほとんど使われないためあまり知られていません。

読み間違いやすいので正しい読み方を覚えておきましょう。

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