この記事では、「壁芯」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「壁芯」の正しい読み方は「へきしん」と「かべしん」どちら
「壁」という漢字は訓読みでは「かべ」と読み、音読みでは「へき」と読みます。
そして、「芯」という漢字は音読みで「しん」と読み、基本的にはこの音読みでのみ用いられています。
「壁芯」の場合、「壁」と「芯」それぞれに音読みを当て、「へきしん」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「壁芯」の正しい読み方は「へきしん」になります。
「壁芯」の意味
「壁芯」とは、「建物の床面積を測定するとき、壁の厚みや柱の中心線で囲った範囲の寸法」を意味する不動産用語であり、別の漢字を用いて「壁心(へきしん)」と表記されることもあります。
「壁芯」は「壁や柱の中心線」(=使用できない面積が含まれている)が基準となっているため、「内法(うちのり)」(=壁や柱の内側から内側までの寸法)よりも壁や柱の厚みの分だけ面積の数値は大きくなります。
したがって、不動産のパンフレットに記載されている専有面積が「壁芯」による測定値である場合、記載の面積よりも実際に使用できる面積は少し狭まるということです。
「壁芯」の言葉の使い方や使われ方
・『マンション等の区分所有建物は壁芯ではなく、内法の面積で登記される』
・『壁芯は分譲マンションの販売図面や戸建ての登記簿に用いられる』
・『壁芯面積と内法面積の両方を参考材料にしたい』
まとめ
・「壁芯」の正しい読み方は「へきしん」になります。
・「壁芯」とは、「建物の床面積を測定するとき、壁の厚みや柱の中心線で囲った範囲の寸法」を意味する不動産用語であり、別の漢字を用いて「壁心(へきしん)」と表記されることもあります。