この記事では、「外宮」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「外宮」の正しい読み方は「げくう」と「がいきゅう」どちら
「外宮」の読み方として想定できるものに、「げくう」と「がいきゅう」があります。
「げくう」と「がいきゅう」の二つの読み方のうち、「外宮」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「外宮」の正しい読み方の結論は、「げくう」と「がいきゅう」のどちらとも正しい読み方になります。
「外宮」という言葉の「外」と「宮」を普通に音読みすると「がいきゅう」と読めます。
しかし、「外宮」は伊勢神宮に実在する豊受大神を祀る宮の名前なので、その読み方は「げくう」と古代から決まっています。
そのため、「外宮」を「がいきゅう」と読む場合は、「天子(皇帝)の別荘的な宮殿」という別の意味になります。
「外宮」の意味
「外宮」の意味は、「三重県伊勢市にある伊勢神宮で豊受大神を祀っているお宮」を意味しています。
伊勢神宮には、皇祖神の天照大神(アマテラスオオミカミ)を祀る「内宮(ないくう)」と穀物・衣食住の女神である豊受大神(トヨウケビメ)を祀る「外宮(げくう)」が存在します。
「外宮」を「がいきゅう」と読む場合は、「中国の天子の別荘となる宮殿・王侯貴族の宮殿」の意味となります。
「外宮」の言葉の使い方や使われ方
「外宮」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『伊勢神宮というと反射的に天照大神をイメージしますが、外宮(げくう)に祀られているのは食べ物を司る豊受大神です』
・『外宮にまします豊受大神は、天照大神のための特別な食事を準備する御饌津神(みけつかみ)とされています』
・『近世以前の中華王朝の皇帝たちが建てた外宮(がいきゅう)は、正殿と比較しても遜色のない豪華な邸宅でした』
まとめ
この記事では、「外宮」の正しい読み方「げくう・がいきゅう」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「外宮」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。
