範囲を示す言葉として「大域」という表現があります。
示しているのは具体的にどのような範囲でどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「大域」の正しい読み方と意味について解説します。
「大域」の正しい読み方は「たいいき」と「おおいき」どちら
「大域」という言葉の読み方として考えられるのか「たいいき」と「おおいき」の2つです。
「たいいき」と「おおいき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「大域」の正しい読み方は「たいいき」です。
「大」には「大会」【たいかい】「大望」【たいもう】など「たい」という読み方と、「大型」【おおがた】「大事」【おおごと】など「おお」という読み方があります。
「域」は「域外」【いきがい】「地域」【ちいき】など「いき」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「たいいき」と「おおいき」の2つのうち「大域」の正しい読み方は「たいいき」です。
「大域」の意味
「大域」とは、「一定の範囲を超えた大きな範囲」を指す言葉です。
「大域」の「域」には境界によって区切られた一定限られた広さの場所という意味があります。
「大域」は境界によって区切られた一定の広さを更に超える広さを表す言葉で、設定されている一部の範囲ではない全体を示す意味で使われる表現です。
一般的には「大域的」という形で使われることが多く「局所的」の反対語にあたります。
「大域」の言葉の使い方や使われ方
・『大域的に物事を考える』
・『大域的制御でコントロールしている』
・『大域的にものを見るのが苦手だ』
まとめ
「大域」は「たいいき」と読むのが正しく「おおいき」と読むのは誤った読み方です。
日常会話ではあまり使わない表現ですが幾何学などの学術用語として使われている言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。