この記事では、「大蔵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「大蔵」の正しい読み方は「おおくら」と「たいぞう」どちら
「大」という漢字は訓読みでは「大(おお)きい」と読み、音読みでは「だい」や「たい」と読みます。
そして、「蔵」という漢字も訓読みでは「くら」や「蔵(おさ)める」、「蔵(かく)れる」と読み、音読みでは「ぞう」や「そう」と読みます。
「大蔵」の場合、「大」と「蔵」それぞれに訓読みを当て、「おおくら」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「大蔵」の正しい読み方は「おおくら」になります。
「大蔵」の意味
「大蔵」には以下の意味が含まれています。
・「大蔵省の略」
・「上代の三蔵の1つであり、雄略天皇のときに創建されたと伝えられており、諸国から献上された貢物などを納めた蔵」
「大蔵省(おおくらしょう)」とは、財務や金融、通貨、証券、国家予算の編成などに関する事務を担当した行政機関のことであり、明治2年(1869年)に設置、平成10年(1998)より金融行政を分離させた上で、平成13年(2001年)に「財務省」へと改められました。
また、律令制においては太政官八省のうちの1つに数えられ、諸国から献上された貢物の収納、及び通貨や租税、度量衡などの業務を担当した役所になります。
「大蔵」の言葉の使い方や使われ方
・『大蔵卿として有名な人物には、大久保利通や大隈重信、松方正義などがいる』
・『歴代の大蔵大臣は井上馨や西園寺公望、高橋是清などが務めた』
・『大蔵委員会では、国家予算にかかわる重要な事項が話し合われた』
まとめ
・「大蔵」の正しい読み方は「おおくら」になります。
・「大蔵」は「大蔵省の略」や「上代の三蔵の1つであり、雄略天皇のときに創建されたと伝えられており、諸国から献上された貢物などを納めた蔵」を意味する言葉です。