マンションの修繕や街の再開発などの話題で「大規模」という言葉を使いますが、この言葉は具体的に何を表していてどう読むのでしょうか。
今回は、「大規模」の正しい読み方と意味について解説します。
「大規模」の正しい読み方は「だいきぼ」と「おおきぼ」どちら
「大規模」という言葉の読み方として考えられるのが「だいきぼ」と「おおきぼ」です。
「だいきぼ」と「おおきぼ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「大規模」の正しい読み方は「だいきぼ」です。
「大」には「大事」【だいじ】「壮大」【そうだい】など「だい」という読み方と、「大型」【おおがた】「大物」【おおもの】など「おお」という読み方があります。
「規模」は2字の熟語で「きぼ」と読みます。
漢字の読み方からすると「だいきぼ」と「おおきぼ」になりますが「大規模」の正しい読み方は「だいきぼ」で「おおきぼ」は間違った読み方です。
「大規模」の意味
「大規模」とは、「物事の仕組みや枠組みが大きいこと」を意味する言葉です。
物事の仕組みや構造の程度のことを「規模」といいます。
関わる人や扱う物量が多いさまを表す言葉が「大規模」です。
一般的には他との対比で使われる言葉であり具体的な基準はありません。
予算が100億円でも平均予算が200億円なら規模は小さく、予算が100万円で平均予算が10万円なら「大規模」という表現がふさわしくなります。
「大規模」の言葉の使い方や使われ方
・『マンションの大規模修繕が行われた』
・『大規模工事を前に地質調査を実行する』
・『大規模なプロジェクトを任される』
まとめ
「大規模」の読み方は「だいきぼ」で「おおきぼ」と読むのは間違いです。
日常的にもよく使われている表現なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。