「大計」という言葉の正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「大計」の正しい読み方と意味について解説します。
「大計」の正しい読み方は「たいけい」と「だいけい」どちら
「大計」という言葉の読み方としては「たいけい」と「だいけい」の2つのどちらかが当てはまりそうです。
「たいけい」と「だいけい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「大計」の正しい読み方は「たいけい」です。
「大」には「大概」【たいがい】「大義」【たいぎ】など「たい」という読み方と、「大根」【だいこん】「膨大」【ぼうだい】など「だい」という読み方があります。
「計」は「計略」【けいりゃく】「会計」【かいけい】など「けい」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「たいけい」と「だいけい」の2つのうち「大計」の正しい読み方は「たいけい」です。
「大計」の正しい読み方はひとつだけで「だいけい」と読むことはありません。
「大計」の意味
「大計」とは、「規模の大きな計画」を指す言葉です。
達成するまでに長い時間が必要だったり巨額の予算を投じたり範囲が広かったりなど、様々な意味で規模の大きな計画を指して「大計」といいます。
一般的には国家的なプロジェクトなどに対して用いられることが多い表現ですが、100年後のことまでを考えた事業計画など時間的な遠大さの意味で使う場合は組織の規模が小さくても「大計」という表現が用いられます。
「大計」の言葉の使い方や使われ方
・『国家百年の大計』
・『50年後のことまでを見据えた事業大計を策定する』
・『大計の通りに事が進むとは限らない』
まとめ
「大計」は「たいけい」と読む言葉であり「だいけい」ではありません。
日常ではまず使うことのない壮大な規模の言葉ですが、行政文書やビジネスの計画書などで使われることがあるので読み方と意味を覚えておきましょう。