「天下り」の読み方と意味とは?「あまくだり」と「てんくだり」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「天下り」の読み方と意味とは? 読み方

倫理的に問題のある行為だとして批判の対象になっている「天下り」ですが、何が正しい読み方でどのような行為を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「天下り」の正しい読み方と意味について解説します。

「天下り」の正しい読み方は「あまくだり」と「てんくだり」どちら

「天下り」という言葉の読み方は「あまくだり」「てんくだり」の2つが候補です。

「あまくだり」「てんくだり」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「天下り」の正しい読み方は「あまくだり」です。

「天」には「天の川」【あまのがわ】「天の邪鬼」【あまのじゃく】など「あま」という読み方と、「天候」【てんこう】「晴天」【せいてん】など「てん」という読み方があります。

「下り」「下り坂」【くだりざか】「下り道」【くだりみち】など「くだり」と読みます。

漢字の読み方からは「あまくだり」「てんくだり」の2つが考えられますが「天下り」の正しい読み方は「あまくだり」「てんくだり」はまちがった読み方です。

「天下り」の意味

「天下り」とは、「役人が役所のあっせんで退職後に関連先企業に就職すること」を意味する言葉です。

公務員が退職後に民間企業に就職するのは問題ありませんが、役所の権限をちらつかせるなどの方法での就職は倫理的に問題があります。

そのような役所の権威や権限を背景にしたあっせんによる公務員の関係先企業への再就職を「天下り」といいます。

「天下り」の言葉の使い方や使われ方

・『天下りは法律で禁止されている』
・『採用試験は形ばかりで実質的には天下りだ』
・『天下りは日本の悪しき慣行である』

まとめ

「天下り」の読み方は「あまくだり」「てんくだり」など他の読み方はすべて誤りです。

一時期に比べれば状況は改善されたものの裏に隠れて今でもこっそり続いているのが実情です。

報道でも耳にする言葉なので読み方と意味を知っておきましょう。

読み方
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