この記事では、「天牛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「天牛」の正しい読み方は「かみきりむし」と「てんぎゅう」どちら
「天牛」の「天」は、音読みで「テン」、訓読みで「あま」、「あめ」と読みます。
また「牛」は、音読みで「ギュウ」、訓読みで「うし」と読むことができます。
「天」と「牛」を音読みで読むと、「てんぎゅう」となります。
しかし、音読み、訓読みでは「かみきりむし」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「天牛」は「かみきりむし」と「てんぎゅう」のどちらでも読むことができます。
「てんぎゅう」は「かみきりむし」の別称です。
「天牛」は長い触覚と細い体、そして大顎(あご)が強くて鋭いのが特徴です。
「天牛」は中国名で、「かみきりむし」の触角をウシの角(つの)で表していると言われています。
また、「かみきりむし」の呼び方は「髪切虫」から来ていて、別名で「毛切り虫」とも呼ばれています。
「天牛」の意味
「天牛」とは、コウチュウ目(鞘翅目)カミキリムシ科に分類される昆虫の総称を言います。
「天牛」の「天」は、「あま」、「あめ」、「大空」などの意味があります。
また「牛」は、「うし」、「哺乳綱鯨偶蹄目ウシ科ウシ亜科の動物」などを表しています。
「天牛」の言葉の使い方や使われ方
・『天牛の種類は多く、日本だけでも700~800種が知られています』
・『天牛はつかまると、「キーキー」と威嚇の音を出します』
・『天牛の幼虫は「てっぽうむし(鉄砲虫)」と呼ばれています』
まとめ
「天牛」は日本でも身近にいる昆虫の一つです。
また、「天牛」は店名や人名などでも用いられています。
「天牛」は「かみきりむし」、または「てんぎゅう」と読み、どちらも同じ意味だと言うことを覚えておくと良いでしょう。