「天王寺」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「天王寺」の読み方とは? 読み方

この記事では、「天王寺」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「天王寺」の正しい読み方は「てんのうじ」

「天王寺」の正しい読み方は「てんのうじ」です。

これは、それぞれの漢字を音読みにした「天(テン)」「王(オウ)」「寺(ジ)」で構成されていますが、日本語の「連声」というルールに基づき、「おう(ou)」の前に「ん(n)」があるため「王」「のう(nou)」と読みやすく発音しています。

「天王寺」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「天王寺」を読む時に間違えやすいのは「王」「寺」の読み方です。

「てんおうじ」「てんおうでら」と読むと間違いになります。

「天王」「天皇」「王」「皇」自体は「オウ」と読みますが、「天皇(王)」は連声のルールに基づいて「てんおう」ではなく「てんのう」と読む必要があります。

また、「寺」は訓読みでは「てら」と読みますが「天王寺」は音読みで「てんのうじ」と読みます。

固有名詞は1字でも読み方が違うと違うものになってしまう可能性があるので、正確な名前で呼ばなければなりません。

「天王寺」について説明

「天王寺」は大阪府大阪市にある地名です。

「天王寺」といえば、主に大阪市の中央にある行政区の天王寺区、天王寺駅、天王寺駅周辺エリアを指すことが多くなっています。

天王寺区は、四天王寺など複数の寺院が集まり歴史を感じさせるエリアでありながら、大阪都心の一角として商業施設や観光地としてもにぎわっています。

天王寺区と阿倍野区の境にはターミナル駅の天王寺駅があり、交通アクセスが便利なエリアとして駅の周辺も発展しています。

「天王寺」の言葉の由来

「天王寺」という地名は、この地域に四天王寺があることに由来しています。

四天王寺は6世紀に建立された、聖徳太子にゆかりのある寺院です。

四天王寺は、聖徳太子が四天王(仏教におけ4柱の守護神)の像を掘って寺を建立したことから、その名で呼ばれるようになりました。

まとめ

「天王寺」は大阪にある地名で、「てんのうじ」と読みます。

「てんおうじ」「てんおうでら」と読むのは間違いです。

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