「太刀」の読み方と意味とは?「たち」と「たいとう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「太刀」の読み方と意味とは? 読み方

「太刀」はどんな読み方の言葉なのでしょうか。

今回は、「太刀」の正しい読み方と意味について解説します。

「太刀」の正しい読み方は「たち」と「たいとう」どちら

「太刀」という言葉の読み方として思い当たるのがは「たち」「たいとう」の2つです。

「たち」「たいとう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「太刀」の正しい読み方は「たち」です。

「太」には「太子」【たいし】「太平」【たいへい】など「たい」という読み方があります。

「刀」「刀剣」【とうけん】「名刀」【めいとう】など「とう」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせると「たいとう」になりますが「太刀」の正しい読み方ではありません。

「太刀」の正しい読み方は「たち」です。

「太刀」の意味

「太刀」とは、「刃渡りの長い刀」を指す言葉です。

片刃で反りが強い刀剣を「刀」といいます。

長さや拵えによっていくつかに分類される刀のうち長さ60センチ以上のものが「太刀」です。

腰に差す時に刃を下側にするのが特徴で、刃を上側に向けて差す打刀と区別されています。

本来は刀の長さで区別されますが、長さによらず日本刀全般や刀剣を振った時の刃筋のことを「太刀」と表現することもあります。

重くて長い手持ち武器であり使いこなすためには修練でそれなりの技術を身に付ける必要がありますが、使いこなせば一撃で人の命を奪うほどの威力を持つ強力な武器です。

「太刀」の言葉の使い方や使われ方

・『殿から太刀を拝領する』
・『太刀で切りつける』
・『太刀筋から推測するに直心影流の使い手だ』

まとめ

「太刀」の読み方は「たち」「たいとう」ではありません。

日常生活ではまず使うことのない言葉ですが知識として覚えておきましょう。

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