この記事では、「太客」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「太客」の正しい読み方
「太客」の正しい読み方は「ふときゃく」です。
「ふと」は訓読み、「きゃく」は音読みで、「訓音読み」または「湯桶読み(ゆとうよみ)」とも言います。
「ゆ」は訓読み、「とう」は音読みであるからです。
「太客」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「太客」は「たいきゃく」「たきゃく」などと間違って読まれることがあります。
「太客」について説明
「太客」とは、「主にホストクラブや風俗店において、来店して多額のお金を使うリピーターのこと」という意味です。
何度も店に通い、一か月で使い込む金額が非常に多い客を表す言葉です。
「太客」は業界用語として「金払いの良い客」を表す隠語で、ビジネスや日常会話などで使うと相手に失礼になります。
お客本人に対して使う場合には「お得意様(おとくいさま)」と言いましょう。
また、「太客」と似た意味の言葉に「上客(じょうきゃく)」があり、こちらは「高級品を購入してくれる、商売上での大切な客」という意味で、商売に関係なく使えます。
「太客」の言葉の由来
「太客」の由来は、水商売での「太っ腹な客」を省略した語とされています。
「太っ腹」は「大胆で度量の大きいこと」、つまり「大金を使ってくれる人」という意味、「客」は「料金を払う利用者」という意味、「太客」で「水商売で、来店して大金を使ってくれる利用者」になります。
まとめ
今回は「太客」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。
