「妥当」の読み方と意味とは?「だとう」と「きょうとう」の正しい読み方について詳しく解釈

「妥当」の読み方と意味とは? 読み方

「妥当」は判断や選択に関連する場面でよく使う言葉ですが、何と読むのが正しい読み方でどういった意味を持つ言葉なのでしょうか。

今回は、「妥当」の正しい読み方と意味について解説します。

「妥当」の正しい読み方は「だとう」と「きょうとう」どちら

「妥当」という言葉の読み方として当てはまりそうなのが「だとう」「きょうとう」の2つです。

「だとう」「きょうとう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「妥当」の正しい読み方は「だとう」です。

「妥当」には「妥協」【だきょう】「妥結」【だけつ】など「だ」という読み方以外に、「妥らか」【やすらか】「妥やか」【おだやか】などの読み方があります。

「当」「当惑」【とうわく】「相当」【そうとう】など「とう」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「だとう」「妥当」の正しい読み方です。

「妥」「きょう」の読み方は無く「妥当」「きょうとう」とは読みません。

「妥当」の意味

「妥当」とは、「ちょうどよく適切であること」を意味する言葉です。

過剰でも不足でもなくふさわしい頃合いであるさまを表す言葉で、合理的な判断で帰結する結果に対して用いられます。

積極的に反対するところもない代わりに強力に押す部分もないような可も不可もない状態を「妥当」と表現することが多いためネガティブな意味合いに思われがちですが、本来は文句のつけようがなくぴったり当てはまる様子に対して用いられる前向きな意味の言葉です。

「妥当」の言葉の使い方や使われ方

・『お見舞いの菓子折りなら3000円が妥当な値段だ』
・『役員には妥当な人物が選出された』
・『謹慎処分は妥当な判断だ』

まとめ

「妥当」「だとう」以外の読み方はありません。

「きょうとう」など他の読み方はすべて誤りなので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。

読み方
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