この記事では、「姿態」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「姿態」の正しい読み方は「したい」と「すがたせい」どちら
「姿態」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「姿」の漢字の音読みは「シ」で、訓読みは「すがた」です。
また、「態」の漢字の音読みは「タイ・テイ」で、訓読みは「さま・わざ(と)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「したい」と読めることが分かります。
しかし、「態」の漢字に「せい」との読みがないことから、「すがたせい」と読むことは難しく、間違いではないかと考えられます。
さて、「姿態」の正しい読み方は「したい」と「すがたせい」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「姿態」の正しい読み方は「したい」で、「すがたせい」と読むのは、先に推察した通り間違いです。
「すがたせい」との読みの熟語は、辞書にもなく、また「態」の漢字に似た漢字で「せい」との読みの漢字が見当たらず、なぜ「すがたせい」と読み間違えることがあるのかは、不明です。
「姿態」の意味
「姿態」とは、「身体の線が作り出す外形や、身体の動きによって醸し出される感じのこと」を意味する言葉です。
「姿態」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女のなまめかしい姿態には、多くの男性が魅了されています』
・『彼は肩幅も狭く、なで肩で、まるでその姿態は男性と言うよりは女性をイメージさせるものです』
まとめ
「姿態」の正しい読み方は「したい」で、「すがたせい」と読むのは間違いです。
また、この「姿態」とは、「身体の線が作り出す外形や、身体の動きによって醸し出される感じのこと」を意味する言葉です。