「嫌」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「嫌」の読み方とは? 読み方

この記事では、「嫌」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「嫌」の正しい読み方は「ケン」と「いや」と「きらう」

「嫌」は音読みでは「ケン(ゲン)」と読み、訓読みでは「いや」「きらう(嫌う)」と読みます。

「嫌」の間違った読み方や間違いやすい読み方

漢字の「嫌」「お嬢さん」「令嬢」などに使われる「嬢(ジョウ)」と見た目が似ているので見間違いや読み間違いをしがちです。

また、「嫌」は音読みと訓読みを混同して読み間違える可能性があります。

たとえば音読みで「嫌悪(ケンオ)」と読むべきを訓読みで「いやわる」と読むと間違いになりますし、「嫌い(きらい)」「いやい」「嫌がる」「きらがる」と読むのも間違いになってしまいます。

「嫌」を使った熟語

漢字の「嫌」は不快に思う、好ましく思わない、疑うといった意味を持っており、その「嫌」を使った熟語には「嫌悪」「嫌気」「嫌疑」などがあります。

「嫌悪」

「嫌悪(けんお)」とは、不快に思って嫌うことです。

「嫌」「悪」は重複してきらうことを意味しており、これらを組み合わせた「嫌悪」は強い不快感を伴って嫌う様子を表しています。

「嫌気」

「嫌気(いやけ)」とは、いやな気持ちがしてくることです。

「嫌」は不快に思うこと、「気」は心の動きを意味しており、これらを組み合わせた「嫌気」は不快な気持ちがし始める様子を表しています。

「嫌疑」

「嫌疑(けんぎ)」とは、悪事や罪をはたらいたのではないかと疑うことです。

「嫌」「疑」はどちらもうたがう、怪しむことを意味しており、これらを組み合わせた「嫌疑」は強く疑うことを表します。

また、刑事事件に関連する専門用語の場合は、ある者に対し犯罪を起こしたのではないかと疑いをかけることを指しています。

まとめ

「嫌」「ケン」「いや」「きらう」と読みます。

「嬢」と間違えたり、音読みと訓読みを混同して使わないように気を付けましょう。

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