この記事では、「存える」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「存える」の正しい読み方は「ながらえる」と「ぞんえる」どちら
「存える」は「ながらえる」と読み、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「存」の音読みは「そん・ぞん」、訓読みは「あ(る)・たも(つ)・ながら(える)・とう」です。
「存える」と表記する場合、「ぞんえる」とは読みません。
因みに、音読みとは漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「存える」の正しい読み方は「ながらえる」です。
「ぞんえる」とは読みません。
「存える」の意味
「存える」の意味は「命を長く続かせる」「長い時間を経る」「ものごとが長く続く」です。
「ながらえる」の語源は古語の「流らふ(ながらう)」で、「流れ続ける」「静かに降り続ける」という意味です。
ここから転じて「ずっと続く」「長生きする」という意味で使われる様になりました。
「存」という漢字は「川の氾濫をせきとめる為の良質の木」の象形で、「災害から人を守り存在させるもの」という意味で「ある」という意味になったのです。
ここから「ながらえる」という読み方があてはめられました。
「存える」の言葉の使い方や使われ方
「存える」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『給料日まで何とかして生き存える』
・『今日まで無事存えたのもご先祖様のお陰だt』
・『孫の顔を見るまで生き存えたい』
まとめ
今回は「存える」の読み方について紹介しました。
「存える」の正しい読み方は「ながらえる」で、「ぞんえる」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。