この記事では、「存分」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「存分」の正しい読み方は「ぞんぶん」と「ぞんふん」どちら
「存分」は「ぞんぶん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「存」の音読みは「そん・ぞん」、訓読みは「あ(る)・たも(つ)・ながら(える)・と(う)」、「分」の音読みは「ぶん・ふん・ぶ」、訓読みは「わ(ける)・わ(かれる)・わ(かる)・わ(かつ)」です。
「存分」と表記する場合「ぞんふん」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「存分」の正しい読み方は「ぞんぶん」です。
「ぞんふん」とは読みません。
「存分」の意味
「存分」の意味は「ものごとを満足ゆくまですること」「考えること、思うこと」「人を恨む気持ち」です。
「存」は「現にある」「保ち持つ」という意味、「分」は「全体をいくつかにわける」から転じて「全体を構成する一部」「物事の程度や状態」という意味、「存分」で「ものごとの程度や状態が思う通りあること」になります。
基本的に、度合いに関して基準があるわけではなく、主観的に満足している様子に使われる言葉です。
「存分」の言葉の使い方や使われ方
「存分」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『ご当地グルメを存分に堪能する』
・『この会社はやりたいことを存分にやらせてくれる』
・『ひさしぶりのおしゃべりを存分に楽しむ』
まとめ
今回は「存分」の読み方について紹介しました。
「存分」の正しい読み方は「ぞんぶん」で、「ぞんふん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。