この記事では、「孟」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「孟」の正しい読み方は「もう」、「まん」、「ぼう」、「はじ(め)」
「孟」は音読みだと「もう」、「まん」、「ぼう」と読み、訓読みだと「はじ(め)」と読みます。
「孟」という漢字には「かしら」、「はじめ」、「四季の初めの月」、「とりとめがない」、「おろそか」、「中国の戦国時代における儒家の孟子」という意味が含まれています。
「孟」は頭部が大きく、手足がなよやかな乳児の象形と食物を盛る皿の象形を組み合わせ、「はじめの子、長男、長女」という意味を含める漢字として成り立ちました。
「孟」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「孟」という漢字には「子」が含まれているため、「子」の読みを当てて「こ」や「し」と読み間違えてしまうケースが考えられるでしょう。
また、「皿」という漢字も含まれているため、「皿」の読みを当てて「さら」と読み間違えてしまうケースも考えられます。
「孟」を使った熟語
ここでは「孟」を使った熟語をいくつか紹介していきます。
「孟女(もうじょ)」
「孟女」は「長女」を意味する言葉です。
「孟浪(もうろう)」
「孟浪」は「はっきりしたところがなくて、いいかげんなこと」や「とりとめがないことやその様」を意味する言葉です。
まとめ
「孟」は音読みだと「もう」、「まん」、「ぼう」と読み、訓読みだと「はじ(め)」と読みます。
字体に「子」や「皿」を含んでいるため「こ」や「し」、「さら」と読み間違えてしまうケースが考えられるということでした。