この記事では、「守秘」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「守秘」の正しい読み方は「しゅひ」と「まもりひ」どちら
秘密を守るという意味で使われているのが「守秘」【しゅひ】です。
ビジネスシーンでは社員に対して絶対に会社の秘密を暴露しないように「職務上守秘する」場面が多々あります。
上司から命令されるよう注意されたことを守るときは「守秘義務」として、強く忠告されるわけです。
正しい読み方の結論
音読みで「守」を「シュ」といい、「秘」は「ヒ」と読みます。
「守」は「まもる」という意味になり、「秘」は「ひみつにする」といった意味合いになるため、2つの漢字を掛け合わせれば「守るべきことを秘密にする」となります。
もう一方の「まもりひ」は、漢字にすると守り火となり、意味がまったく違ってくるため「守秘」は「しゅひ」が正しい読み方になるわけです。
「守秘」の意味
秘密を絶対に漏らさないよう依頼者に守らせることを「守秘」といいます。
たとえ同じ会社で勤めている社員であっても、家族にも見せてはいけないというとき、口外無用で引き受けてほしいと約束する場面で使われている言葉です。
「守秘義務」は患者の病気や治療内容を絶対に口外しないように、医師は徹底して守っています。
また、役所では個人のプライバシーを徹底して守る努力を怠りません。
「守秘」の言葉の使い方や使われ方
・『社長から渡された封筒には守秘厳守と書かれていた』
・『守秘性が高い項目は決して人に漏らさないようにする』
・『弁護士は守秘義務を守り、依頼内容は絶対に口外しない』
まとめ
絶対に知られてはならないものならば「守秘」という言葉を使って守らせることが必要です。
ビジネスシーンではよく使われている言葉ですので、その意味を学んで的確に実行してみるといいでしょう。